平成二十四年三月場所 十五日目千秋楽 里山 対 荒鷲

十両13  里山  〇  下手投げ  ●  西十両14  荒鷲


里山   8勝7敗

荒鷲   7勝8敗


十両を維持できるかの大切な取組み。
相撲巧者同士の戦いだが、やはり上手さが一枚上の里山に軍配があがった。
立会いは互角。
荒鷲にも勝機は十分あった。



NHKアナウンサーによると里山、関取になって5年ぶりの勝ち越しとのこと。
よく調べたら、その間は幕下に落ちていたとのこと。
十両優勝までして、幕内。
その後、幕下で20場所以上も過ごして、十両に復活。


一方の荒鷲はまた十両に落ちてしまう。
何が足りないのか、自問自答しているだろう。


相撲も一人ひとりよく見ると、壮絶な人生を歩んでいることがわかる。
千昇も不死鳥のごとく、復活することを祈念している。