平成二十四年三月場所 総括
総括といっても、千昇秀貴の件だけである。
東十両14枚目 2勝8敗5休。
関取になり、初めての場所。
”ほろ苦い”という表現以上の厳しい現実を突きつけられた。
右手親指骨折、全治6週間。
状況は変わっているかもしれない。
昨日、深川成田山に出かけ、当病平癒、早期回復のお願いをしてきた。
膝のケガの時も本当に心配した。
靱帯損傷はどんなスポーツでも再起を危惧されるケガ。
それを時間をかけ、克服して今に至った。
今までの苦労を知ってか、みんなが千昇を応援してきた。
今場所は答えられなかったかもしれないが、
式秀親方はいつも遠い彼方にある理想を見据えて話しをしているような気がする。
まずはメンタルの回復を期待したい。