新十両発表

昨日、予想の通りの4力士で決定しましたね。


北園    改め  政風

佐久間山 改め 常幸龍

徳勝龍  再十両

誉富士  再十両


常幸龍、いい四股名とは思うが、字画が多すぎ。
佐久間山、とてもよかったと思うが。
十両にあがってからも、頑張ってほしい。


平成二十四年三月場所 十両昇格予想

下記、4力士と見ましたが、どうでしょう?


東1枚目 北園   4勝3敗

東4枚目 佐久間山 5勝2敗

西2枚目 徳勝龍  4勝3敗

西3枚目 誉富士  4勝3敗


残念ながら、降格候補

東14枚目 千昇  2勝8敗5休

西14枚目 荒鷲  7勝8敗

東3枚目  阿夢露 全休

西8枚目  剣武  0勝7敗8休


佐久間山、攻められた時の守りは強いが、十両になったら厳しいかもしれない。
立会いで先手を取る相撲をしてほしい。


平成二十四年三月場所 総括

総括といっても、千昇秀貴の件だけである。


十両14枚目 2勝8敗5休。


関取になり、初めての場所。
”ほろ苦い”という表現以上の厳しい現実を突きつけられた。


右手親指骨折、全治6週間。
状況は変わっているかもしれない。
昨日、深川成田山に出かけ、当病平癒、早期回復のお願いをしてきた。


膝のケガの時も本当に心配した。
靱帯損傷はどんなスポーツでも再起を危惧されるケガ。
それを時間をかけ、克服して今に至った。
今までの苦労を知ってか、みんなが千昇を応援してきた。


今場所は答えられなかったかもしれないが、
式秀親方はいつも遠い彼方にある理想を見据えて話しをしているような気がする。
まずはメンタルの回復を期待したい。

平成二十四年三月場所 十五日目千秋楽 里山 対 荒鷲

十両13  里山  〇  下手投げ  ●  西十両14  荒鷲


里山   8勝7敗

荒鷲   7勝8敗


十両を維持できるかの大切な取組み。
相撲巧者同士の戦いだが、やはり上手さが一枚上の里山に軍配があがった。
立会いは互角。
荒鷲にも勝機は十分あった。



NHKアナウンサーによると里山、関取になって5年ぶりの勝ち越しとのこと。
よく調べたら、その間は幕下に落ちていたとのこと。
十両優勝までして、幕内。
その後、幕下で20場所以上も過ごして、十両に復活。


一方の荒鷲はまた十両に落ちてしまう。
何が足りないのか、自問自答しているだろう。


相撲も一人ひとりよく見ると、壮絶な人生を歩んでいることがわかる。
千昇も不死鳥のごとく、復活することを祈念している。

平成二十四年三月場所 十四日目 北勝国 対 徳勝龍

十両12  北勝国  ●  寄り切り  〇  西幕下2  徳勝龍


北勝国   5勝9敗

徳勝龍   4勝3敗


本場所終盤の十両対幕下のデスマッチが始まっている。
勝ち越しで十両を決めたい徳勝龍。
負け越してはいるものの、ここ一番昇格対象力士に黒星をつければ、
十両に残れるかもしれない北勝国。


ここは幕下の徳勝龍に軍配が上がった。
本場所後の番付編成会議を待ちたい力士の一人になったはずだ。
これからの数日間は心もとない日が続くことだろう。



そして、明日も十両の座をかけた取組みがある。
7勝7敗同士の戦い。
勝てば十両維持、負ければ幕下陥落は確実か?
東13枚目の里山対西14枚目の荒鷲
注目したい。

平成二十四年三月場所 十三日目 勝誠 対 齊心

東幕下8  勝誠  〇  ずぶねり  ●  西幕下9  齊心


勝誠   4勝3敗

齊心   3勝4敗


幕下上位で、3勝3敗同士の戦い。
これを勝つか、負けるかで来場所の地位が大違い。
そして、この取組みを取り上げたのは、”ずぶねり”決まり手。
”なんじゃ、こりゃ”という印象。


そして、この勝誠という力士。
小さい身体だが、頭を低くして、相手に突進する相撲をいつもする。
相手が大きくても、小さくてもお構いなし。
オレはオレの相撲を取るという意志を感じる。



相手を一旦受けて、引くような形で転がしてしまった。
何が起こったのか、よくわからない相撲だった。
とにかくしぶとい印象だけが残る。
来場所は関取狙いの位置に来る。

平成二十四年三月場所 十二日目 里山 対 肥後ノ城

十両13  里山  〇  突き落とし  ●  西幕下4  肥後ノ城


里山   7勝5敗

肥後ノ城 3勝4敗


里山という力士は本当にしぶとい。
負けそうで負けない。
千昇の調子が悪くなったのは、里山に敗戦がきっかけではないかと感じている。
負けるときはあっさり負けるが、粘るときはとにかく粘る。


今日の相手は、幕下で関取を狙う肥後ノ城。
立会い、肥後ノ城のいい出足を受けながら下がりながら、土俵際で突き落としてしまった。
上手さを感じる。



あっさり肥後の城の夢を打ち砕いてしまった。
過去の履歴を見たが、平成19年当時は幕内まで上がっていた力士だった。
千昇と同じような体型の力士だが、こんなしぶとさを持たなければ関取定着は難しいのかもしれない。