平成二十四年三月場所 十一日目 北勝国 対 佐久間山

十両12  北勝国  〇  掬い投げ  ●  東幕下4  佐久間山


北勝国  4勝7敗

佐久間山 4勝2敗


千昇が休場なので、もう書きたくないのだが、今場所中は続けたいと考えている。
今日の取組みを見たが、ハッとするような感じる取組みはなかった。


今日、初めて十両の力士と当てられた佐久間山の相撲を録画で見た。
相手力士は、7敗とギリギリ。
負け越しして、黒星の数が多くなると幕下陥落。
ギリギリの瀬戸際である。



しかし、相撲は早かった。
佐久間山の懐に入り込み、土俵の外に投げ飛ばしたという感じだ。
守りの強い佐久間山だが、一気に来られると守りようがない。
その辺が彼の弱点だろう。
十両昇進にはあとひとつ、どうしても白星を積み重ねたい。

平成二十四年三月場所 十日目 芳東戦

十両6  芳東  □  不戦敗  ■  東十両14  千昇


千昇  2勝8敗


十両土俵入りに出た?、エッ!って思っていたら、NHKのアナウンサーが休場を知らせた。
アナウンサーによると親指の付け根の骨折。
全治6週間とのこと。


昨日車に乗っているとき、見た光景で手にサポーターを巻いていた。
手も傷めているのかなと感じた。
昨日の取組みで傷を大きくしてしまったのかもしれない。


足の傷の再発じゃないので、まずは一安心。
来場所、十両陥落だが、仕方がない。
これもまた人生。



今日、浅草に出かけた。
再来月、オープンするスカイツリーの写真を撮った。
千昇が再び大きくそびえ立つ日を楽しみにしている。

平成二十四年三月場所 九日目 徳真鵬戦

十両11  徳真鵬  〇  小手投げ  ●  東十両14  千昇


千昇  2勝7敗


取組内容は悪くはないと感じた。
相手の懐に突っ込むことはできた。
しかし、相手を押し切るだけの力が発揮できない。
悪循環か抜け出すことができなかった。
立会いの流れから相手を圧倒する力が不足しているのではと感じる。



実は、今日大阪へ観戦に行こうと予定していた。
所用があり、出かけられなかった。
千昇を力付けることができずに残念でならない。
残り日数、来場所につなげる相撲を取ってほしい。

平成二十四年三月場所 中日八日目 荒鷲戦

十両14  千昇  ●  上手投げ  〇  西十両14  荒鷲


千昇  2勝6敗


モンゴル出身同士の取組み。
同年代のライバルといっていいかもしれない。
当然、荒鷲が先に関取になっている。
その分だけ、経験豊かといえるだろう。
今場所だって、返り十両なのだから。


がっぷり四つに組み、双方互角の長い相撲になった。
千昇にも十分チャンスはあったはず。
しかし、結果は力負けかもしれない。



相撲内容は悪くてもいい。
とりあえずひとつ白星を取ってほしい。

平成二十四年三月場所 七日目 徳勝龍戦

十両14  千昇  ●  掬い投げ  〇  西幕下2  徳勝龍


千昇  2勝5敗


負のスパイラルに入ってしまったようだ。
立会い、悪くはなさそうだが、身体が上がってしまっている。
もっと低くぶつかってほしいところだ。
その後、廻しを取るも相手も十分。
勝負しようとするが、相手も同じ体勢。
投げの打ち合いで飛ばされてしまったような感じだ。
十両経験があるとはいえ、幕下には勝ちたかった。



本場所は毎日取組みがある関取の世界。
場所中に立て直すのは難しいかもしれないが、これもまた試練。
あせらず、自分の相撲を取り戻してほしい。

平成二十四年三月場所 六日目 木村山戦

十両14  千昇  ●  引き落とし  〇  西十両11  木村山


千昇  2勝4敗


今場所、5勝1敗と好調の木村山が今日の対戦相手。
NHKの解説は、式秀親方。
親方の解説でいい相撲が見られたらと期待したが、残念な結果となった。


立会いが悪い。
瞬時の勝負で決着がついてしまった。



あせらず気分転換をして、明日の土俵にあがってほしい。

平成二十四年三月場所 五日目 里山戦

十両11  里山  〇  下手投げ  ●  東十両14  千昇


千昇  2勝3敗


同じような体型のしぶとい力を見せる里山が相手。
立会い、押されるも千昇のペースになったと思った。
チャンスは十分にあった。
しかし、結果としては里山に粘られた。
土俵際で身体を崩されながらも投げを打たれて、千昇が土俵を割ってしまった。



里山は激闘の代償だろうか、膝を痛めてしまった。
千昇、明日からまた立て直してほしい。


それにしてもNHKの新十両千昇のインタビューはよかった。
人となりがうまく表現された時間だった。
永久保存版にしたい。