メモリー 平成二十四年一月場所 五日目

西幕下3  千昇  ●  寄り倒し  〇  西幕下1  千代鳳


千昇  2勝1敗 


前日に続いて、連戦で取組みが組まれた。
どうしてもこの相手とは当たらなくてはいけなかっただろう。
20才前の相撲の才能に恵まれた力士だ。
こういう表現はどうかと思うが、千昇が”苦労人”とすれば、千代鳳は”エリート”と言うのかもしれない。
また、九州場所では優勝決勝戦で勝っただけに、相手のリベンジに苦杯を飲まされた形となった。



強い相手だが、決して勝機がなかった訳ではない。
まわしを取って、土俵際まで追い詰めた。
きめ切れず、引いたところを怪力で押し切られ、逆転負けといった構図か?
そう考えると少し残念だが、そこが勝負の世界。

しかし、白星が先行した状態で、4番目の取組みに臨むことになる。