メモリー 平成二十四年一月場所 十日目
西幕下7 若乃島 〇 寄り切り ● 西幕下3 千昇
千昇 3勝2敗
三日空いたこの相撲、白星ならば早々の勝ち越し。
関取の座がグンと近づいてくるところだった。
しかし、そうは問屋が卸さないのがこの勝負の世界。
相手は色黒のストロングスタイルというのだろうか。
千昇と同じような感じの体型である。
もしかすると千昇、緊張していたかもしれない。
結果、動きが硬くなってしまったのか。
出足が悪く、相手にまわしを取られてしまい、そのまま押し切られる。
千昇の強い勝ちパターンを相手に提供してしまった。
いいところがない相撲だった。
ここから立ち直れたのはメンタルが充実していたからだろうか。